
InstagramやTikTok、YouTubeなどを使って、採用情報を発信する企業も増えています。
一方で、
「求人情報を投稿しているけれど反応がない」
「何を投稿すればいいか分からない」
「フォロワーが少ないから意味がないのでは?」
と感じている採用担当者もいるかもしれません。
SNS採用で大切なのは、求人情報を何度も投稿することだけではありません。
求人票では伝えきれない、
「どんな人が働いている?」
「どんな職場?」
「普段どんな仕事をしている?」
を見せることも、SNSの役割です。
今回は、採用活動でSNSを活用するときの5つのポイントを紹介します。
目次
① 「求人募集」だけを投稿しない
採用目的でSNSを始めると、
「○○職募集中!」
「ご応募お待ちしています!」
といった投稿が中心になりがちです。
もちろん募集情報を発信することも必要です。
ただ、まだ転職や就職を具体的に考えていない人にとっては、求人情報だけでは会社を知るきっかけになりにくいことがあります。
そこで、
・社員の一日
・仕事中の様子
・休憩時間
・職場の設備
・新人研修
・社内イベント
など、普段の会社の様子も発信してみましょう。
「募集しています」だけでなく、「普段はこんな会社です」を見せるイメージです。
② 求人票では伝えにくいことを見せる

例えば求人票に、
「アットホームな職場です」
と書いてあっても、実際の雰囲気まではなかなか分かりません。
SNSなら、
社員同士で仕事をしている様子
先輩が新人に教えている場面
休憩スペース
仕事で使う道具や設備
などを写真や動画で見せることができます。
ポイントは、「雰囲気がいい」と自分たちで言うのではなく、
「実際の様子を見てもらう」
ことです。
求職者が自分で職場の雰囲気を感じ取れる情報を増やしてみましょう。
③ 社員を出すなら「人柄」が分かる内容にする
社員紹介も、採用SNSでは使いやすいテーマです。
ただ、
「営業部の○○さんです!」
だけでは、求職者が知りたい情報にはなりにくいかもしれません。
例えば、
「入社した理由は?」
「最初に苦労したことは?」
「仕事でうれしかったことは?」
「休みの日は何をしている?」
「入社前と入社後で印象が変わったことは?」
などを聞いてみます。
立派なコメントを作るより、実際に働いている人の言葉が見える方が、会社を身近に感じてもらいやすくなります。
④ SNSごとに全部違う投稿を作らなくてもいい
Instagram、TikTok、YouTube、Xなど、すべてを運用しようとすると採用担当者の負担も大きくなります。
最初から、それぞれにまったく違う企画を用意する必要はありません。
例えば「新人社員の一日」を撮影したら、
Instagram → 写真+短い紹介
TikTok → 30秒程度の縦動画
YouTube → 少し詳しい仕事紹介
というように、一つの素材を形を変えて使う方法もあります。
大切なのは、SNSの数を増やすことより、
「無理なく続けられる方法を作ること」
です。
⑤ 投稿を見た後の「次の行動」を用意する
SNSを見て会社に興味を持っても、
「求人はどこにあるの?」
となってしまっては、せっかくの興味を次につなげられません。
プロフィールなどから、
SNS
↓
採用サイト・求人ページ
↓
仕事内容や条件を確認
↓
応募
と進めるようにしておきましょう。
すぐに応募しない人でも、会社名を覚えて、後から求人を探してくれる可能性があります。
SNSだけで採用を完結させようとせず、
「会社を知ってもらう入口」
として考えるのも一つの使い方です。
何を投稿する?迷ったらこの5つ

投稿ネタに困ったら、まずは次の5つから考えてみましょう。
| テーマ | 投稿例 |
|---|---|
| 人 | 社員紹介、新入社員紹介 |
| 仕事 | 1日の流れ、仕事風景 |
| 職場 | オフィス、工場、休憩スペース |
| 日常 | 朝礼、昼休み、社内行事 |
| 採用 | 募集中の職種、説明会、選考案内 |
この5つを順番に回すだけでも、「毎回求人募集」になるのを避けやすくなります。
フォロワー数だけで判断しない
採用目的のSNSでは、必ずしも何万人ものフォロワーが必要とは限りません。
例えば面接で、
「Instagramを見ました」
「動画を見て職場の雰囲気が分かりました」
と言われたのであれば、SNSが応募者の会社理解に役立っていることが分かります。
フォロワー数だけではなく、
・採用ページへのアクセス
・求人への問い合わせ
・応募時にSNSを見た人の割合
・面接でSNSについて言及されたか
なども確認してみましょう。
まとめ|SNSでは「求人票の外側」を見せる
SNS採用というと、たくさん投稿したり、動画をバズらせたりすることを考えてしまうかもしれません。
しかし、採用でSNSを使う目的はそれだけではありません。
求人票で仕事内容や条件を伝え、SNSでは働く人や職場の日常を見せる。
それぞれの役割を分けて考えると、発信する内容も決めやすくなります。
まずは、
「求職者が求人票を見たあと、もう少し知りたくなることは何だろう?」
と考えてみてください。
その答えが、SNSで発信する最初のネタになるかもしれません。
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