
転職活動で内定の連絡をもらうと、まずはホッとするものです。
ただ、内定をもらったからといって、その会社に必ず入社しなければならないわけではありません。
「本当にこの会社に決めていい?」
「内定を辞退しても大丈夫?」
「他社の選考がまだ残っている場合は?」
「入社すると決めたら、次は何をする?」
内定後は、意外と判断に迷う場面があります。
今回は「内定をもらった後、どう動けばいいのか」を順番に見ていきましょう。
目次
1.まず「本当にこの会社に入社するか」を考える

内定の連絡が来たら、すぐに承諾するのではなく、一度転職活動を始めた理由に戻って考えてみましょう。
例えば、
・やりたい仕事ができそうか
・希望する給与や休日に合っているか
・勤務地や勤務時間に無理はないか
・面接で感じた会社の雰囲気はどうだったか
・転職によって解決したかったことは解決できそうか
などです。
ここで大切なのは、「内定をもらえた会社だから入る」ではなく、「自分がこの会社を選ぶか」という視点を持つことです。
企業が応募者を選考するように、応募者にとっても内定後は会社を最終的に選ぶタイミングです。
2.内定をもらっても辞退することはできる
検討した結果、「今回は入社しない」と判断することもあります。
内定をもらったからといって、必ず承諾しなければならないわけではありません。
例えば、
・面接を通して仕事内容が希望と違うと感じた
・提示された条件が希望と合わなかった
・他社への入社を決めた
・転職そのものを考え直した
といった理由で辞退することも考えられます。
辞退すると決めた場合は、回答期限ぎりぎりまで待つのではなく、できるだけ早く企業へ連絡しましょう。
企業側も入社に向けた準備を進めるため、結論が出たら早めに伝えることが大切です。
3.まだ決められない場合はどうする?
意外と困るのが、
「内定は出たけれど、別の会社の選考がまだ残っている」
というケースです。
そんなときに、内定先への返事を放置するのは避けましょう。
まずは企業から提示された回答期限を確認します。
期限までに判断できない事情がある場合は、採用担当者へ「○日まで回答を待っていただくことは可能でしょうか」と相談する方法もあります。
ただし、希望した日まで必ず待ってもらえるとは限りません。
「内定を失いたくないから、とりあえず承諾する」のではなく、自分の転職先を決める重要な判断として考えましょう。
4.入社すると決めたら、入社日を調整する
内定を承諾したら、次は入社日の調整です。
すでに退職している人なら比較的決めやすいですが、在職中の場合は現在の会社の退職時期との調整が必要になります。
転職先と相談しながら、無理のない入社日を決めましょう。
退職の伝え方や引き継ぎについては、別コラム「円満退職の進め方」で詳しく紹介します。
5.入社日が決まったら、会社からの案内に沿って準備する
入社日が決まれば、あとは転職先から案内された手続きや書類などを準備していきます。
必要なものは会社によって異なるため、「転職ではこれが必要」と自分で判断するより、会社からの案内を確認して進めればOKです。
また、労働条件通知書や雇用契約書などが提示された場合は、内容にも目を通しましょう。
入社直前には、出社時間・場所・服装・持ち物なども確認しておけば、準備は完了です。
「内定=転職活動終了」ではない

内定をもらうことは、転職活動の大きな節目です。
ただし、
内定
↓
入社
と自動的に進むわけではありません。
内定
↓
本当に入社するか考える
↓
「承諾」または「辞退」
↓
承諾した場合は入社日を決める
↓
入社準備
↓
入社
というのが実際の流れです。
内定をもらったときこそ、「選んでもらった」という気持ちだけではなく、「自分はこの会社を選ぶのか」をもう一度考えてみましょう。
まとめ|内定後に最初にするのは「入社するかを決めること」
内定後にやるべきことというと、書類の提出や入社準備を思い浮かべるかもしれません。
でも、その前に大切なのが「本当にこの会社に入社するのか」を決めることです。
内定をもらっても辞退することはできますし、迷っているなら回答期限を確認したうえで検討する時間を取ることも大切です。
そして入社すると決めたら、入社日の調整や必要な手続きを進めていく。
「内定をもらう=その会社に入らなければならない」と考えず、自分自身が納得して転職先を決めましょう。
